自家製酵母パンの火通り
今日もニュースレターをお読みいただきありがとうございます。
フルーツ酵母の魔術師
果物を自在に操り自家製フルーツ酵母のパンを作るパンプロデューサー
Happy Bakingの幸治里織(こうじさおり)です。
自家製酵母パンの火通り
今回は、自家製酵母パンの火通りについてお話しします。
自家製酵母パンは、固いパンだという認識の方が多いですが
全くそんなことはありません。
イーストに負けないぐらいのふっくらしたパンが焼けます。
固いパンが焼けてしまう原因は、火通りの悪さが原因です。
なぜ、火通りが悪くなるのかというと、発酵がうまくいってないから。
しっかり発酵したパン生地は、膨らみもよく、火通りが良くなります。
発酵不足のパン生地は生焼けになりやすいです。
特に大型パンの場合はそれが良くわかると思います。
そして、焼いた時に膨らまないので、固いパンに。
食べた時にねちゃつく、ふっくらしていないという場合は
パン生地の発酵がうまくいってなくて、火通りが悪かったと考えます。
もちろん、オーブンの温度も大切です。
設定温度で予熱しても、必ずしもその温度になっているとは限りません。
オーブンは個体差がありますので、
必ず予熱してその温度になっているかを確認するといいでしょう。
特に、購入してから年数が経っている電気オーブンは
予熱終了しても庫内温度が設定温度になっていないことがあります。
オーブンはきちんと予熱できるのに固いパンが焼けるという場合は
酵母が問題だと思うといいでしょう。
それでは次回のニュースレターでお会いしましょう。
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